赤く光った太陽
「ほんと唯衣は優しいね‥‥
ご飯作ろっか!」
いつの間にこんなに優しい子になってくれたんだろ‥‥‥
お母さんからの最後の贈り物であった唯衣は私の心の支えとなってくれている。
お母さん‥‥
この子は私が責任をもって大切に育てます!
「うん!早く作りたい!」
そう言って手を洗い、腕をまくって気合いを入れている私の妹は今日もとっても愛らしくて癒される‥‥
それからは2人で一緒にハンバーグを作っておなかいっぱいになるまで食べてそのまま寝落ちしていた。