母 親 失 格
「あっ・・・。」


アイスクリームが溶けて


コーラーとクリームの2層になった


コーラーフロート・・・


私は思わず


悩んでいる姿を隠すかのように


ズズズーっとコーラーを啜った。


「うぇっ。炭酸抜けてるぅ。

 マズッ!やっぱりタッちゃんには

 全てお見通しだね・・・」


私はそう言い


タッちゃんに話す覚悟を決めた。

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