俺がお前を夢の舞台へ
「…っ!」
また目が合ってしまった。
今までは嫌じゃなかったけど、今は隣の席なんて最悪だよ…。
「結城くんと何かあったの?」
茉優が小声で聞いてくる。
私は小さく頷いて廊下に出る。
勇翔の隣に座るのが嫌だった。
別に用はないけどトイレに入り、鏡に映る自分を見る。
泣き腫らして真っ赤な目。
そりゃ茉優もビックリするよね…。
試しにパシャパシャと顔を洗ってみたけど、たいして何も変わらなかった。
そうやってしばらく鏡の自分とにらめっこしていると、チャイムが鳴ってしまった。
「ヤバイヤバイ」
朝練をサボっただけじゃなく、HRに遅刻までしたら小泉先生にぶちギレられる。
また目が合ってしまった。
今までは嫌じゃなかったけど、今は隣の席なんて最悪だよ…。
「結城くんと何かあったの?」
茉優が小声で聞いてくる。
私は小さく頷いて廊下に出る。
勇翔の隣に座るのが嫌だった。
別に用はないけどトイレに入り、鏡に映る自分を見る。
泣き腫らして真っ赤な目。
そりゃ茉優もビックリするよね…。
試しにパシャパシャと顔を洗ってみたけど、たいして何も変わらなかった。
そうやってしばらく鏡の自分とにらめっこしていると、チャイムが鳴ってしまった。
「ヤバイヤバイ」
朝練をサボっただけじゃなく、HRに遅刻までしたら小泉先生にぶちギレられる。