俺がお前を夢の舞台へ
守りたいもの-勇翔side-
【勇翔side】
「野球、楽しいか?」
「うん!楽しいよ!監督に褒めらたよ!」
ボロボロのアパートに友翔と二人。
それでも、友翔が野球を楽しんでいるのなら何でもよかった。
友翔は、母親の記憶がほとんどない。
もともと父親はいないから、両親の存在を知らないも同然だ。
だからこそ、友翔には楽しい毎日を過ごしてほしい。
そのために毎日遅くまでバイトして、時には朝早くからも働いて、友翔を養ってきた。
そんなギリギリの生活をしていることは、誰にも知られたくなかった。
特に彩絢。
金に余裕がない俺を知ってほしくなかった。
彩絢と仲良くなってプライベートが暴かれるのいが嫌で、なるべく避け続けた。
彩絢が俺と話したがってるのには気づいてたし、寂しそうな顔を見せられるたびに心が痛んだ。
けど、自分のプライドを守りたかった。
「野球、楽しいか?」
「うん!楽しいよ!監督に褒めらたよ!」
ボロボロのアパートに友翔と二人。
それでも、友翔が野球を楽しんでいるのなら何でもよかった。
友翔は、母親の記憶がほとんどない。
もともと父親はいないから、両親の存在を知らないも同然だ。
だからこそ、友翔には楽しい毎日を過ごしてほしい。
そのために毎日遅くまでバイトして、時には朝早くからも働いて、友翔を養ってきた。
そんなギリギリの生活をしていることは、誰にも知られたくなかった。
特に彩絢。
金に余裕がない俺を知ってほしくなかった。
彩絢と仲良くなってプライベートが暴かれるのいが嫌で、なるべく避け続けた。
彩絢が俺と話したがってるのには気づいてたし、寂しそうな顔を見せられるたびに心が痛んだ。
けど、自分のプライドを守りたかった。