俺がお前を夢の舞台へ
「てか、この机何?」
「わっかりやす~い。あからさまに話題変えちゃって可愛い~」
茉優はここぞとばかりに蒼空をいじる。
蒼空の後ろ、私の右隣に、昨日まではなかった机が置いてある。
廊下側の1番後ろのその席は、寒いこの季節では不人気だ。
「たしかにこの机、なんだろね」
いつも隣がいなくて寂しかったから、誰かが来てくれるなら嬉しいな。
そんな期待を胸に、朝のHRをむかえる。
蒼空の隣、私の前の席は茉優だ。
いじりの集中攻撃を受け続けてゲンナリしている蒼空の横顔が見える。
「今日は転校生を紹介する」
担任であり、副顧問でもある小泉先生が開口一番に言った。
とたんにザワザワする教室。
「転校生だって。イケメンがいいな」
茉優が振り向いてウキウキ顔を見せてくれた。
「わっかりやす~い。あからさまに話題変えちゃって可愛い~」
茉優はここぞとばかりに蒼空をいじる。
蒼空の後ろ、私の右隣に、昨日まではなかった机が置いてある。
廊下側の1番後ろのその席は、寒いこの季節では不人気だ。
「たしかにこの机、なんだろね」
いつも隣がいなくて寂しかったから、誰かが来てくれるなら嬉しいな。
そんな期待を胸に、朝のHRをむかえる。
蒼空の隣、私の前の席は茉優だ。
いじりの集中攻撃を受け続けてゲンナリしている蒼空の横顔が見える。
「今日は転校生を紹介する」
担任であり、副顧問でもある小泉先生が開口一番に言った。
とたんにザワザワする教室。
「転校生だって。イケメンがいいな」
茉優が振り向いてウキウキ顔を見せてくれた。