俺がお前を夢の舞台へ
“お兄ちゃんが忙しくって寂しかったんだ”
“さーやちゃんが来てくれて嬉しい!”
そんなふうに言っていた。
今さら来るのを辞められないよ…。
「…あれ……」
そういえば…鍵……。
鍵かけたっけ…。
そのことに気づいたのは、スーパーに着いてからだった。
考え事をしてたせいで掛け忘れたかもしれない。
「急がなきゃ…」
蒼空のことは一旦頭の片隅に寄せ、急いで食材をカゴに突っ込んでいく。
幸いレジは空いていた。
エコバッグに食材を詰め、走ってスーパーを出る。
勇翔の家までは走ったら5分。
たぶん大丈夫だろうけど、まだ低学年の子を鍵がかかってない家に1人にするのは心配だ。
“さーやちゃんが来てくれて嬉しい!”
そんなふうに言っていた。
今さら来るのを辞められないよ…。
「…あれ……」
そういえば…鍵……。
鍵かけたっけ…。
そのことに気づいたのは、スーパーに着いてからだった。
考え事をしてたせいで掛け忘れたかもしれない。
「急がなきゃ…」
蒼空のことは一旦頭の片隅に寄せ、急いで食材をカゴに突っ込んでいく。
幸いレジは空いていた。
エコバッグに食材を詰め、走ってスーパーを出る。
勇翔の家までは走ったら5分。
たぶん大丈夫だろうけど、まだ低学年の子を鍵がかかってない家に1人にするのは心配だ。