俺がお前を夢の舞台へ
むしろ、そんな蒼空だから好きだった。


まるで依存症のような野球好きなところ、夢を叶えなければ気がすまない負けん気の強いところ。


蒼空なら絶対に甲子園に行けると思っていた。


勇翔と3人で。


そういう約束だったけど、もうそんなものはどうだっていい。


ただただ、夢を掴んでほしいんだ。


蒼空の笑顔が見たい。


マウンドで弾けるあの輝く笑顔を。


泣いても笑っても次がラストチャンス。


蒼空の笑顔が見たいよ…。
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