俺がお前を夢の舞台へ
「勇翔さん!フォームてみてほしいです!」
1年生の近藤颯太(こんどうそうた)くんが勇翔の元へ駆け寄ってくる。
「いーよ。やってみ」
熱心な子が多い1年生の中でも、特に熱心なのが颯太くんだ。
積極的に先輩や先生にアドバイスを求める向上心がある子。
ポジションは外野。
内野ノックも上手いから、きっとセンスがある子なんだろう。
勇翔が気に入りそうなタイプだ。
グラウンドの隅で颯太くんがバットを振り、勇翔が身振り手振り説明している。
そこへタローが加わり、タローもまた颯太くんを指導する。
時折勇翔とタローが意見を交わし合い、あーでもないこーでもないと議論しているのが分かる。
部員同士で積極的に意見交換を行っている光景を最近よく目にする。
これこそワンチーム。
蒼空のためにとチームが1つになり、同じ方向に向っている証だ。
「…絶対大丈夫」
彼らは勝てる。
今月が終わる頃、笑っているのは私たち。
そう信じている。
1年生の近藤颯太(こんどうそうた)くんが勇翔の元へ駆け寄ってくる。
「いーよ。やってみ」
熱心な子が多い1年生の中でも、特に熱心なのが颯太くんだ。
積極的に先輩や先生にアドバイスを求める向上心がある子。
ポジションは外野。
内野ノックも上手いから、きっとセンスがある子なんだろう。
勇翔が気に入りそうなタイプだ。
グラウンドの隅で颯太くんがバットを振り、勇翔が身振り手振り説明している。
そこへタローが加わり、タローもまた颯太くんを指導する。
時折勇翔とタローが意見を交わし合い、あーでもないこーでもないと議論しているのが分かる。
部員同士で積極的に意見交換を行っている光景を最近よく目にする。
これこそワンチーム。
蒼空のためにとチームが1つになり、同じ方向に向っている証だ。
「…絶対大丈夫」
彼らは勝てる。
今月が終わる頃、笑っているのは私たち。
そう信じている。