俺がお前を夢の舞台へ
蒼空は自分の未来を信じている。


夢のために、一歩踏み出す決意をしたんだ。


「…怖くないの?30%だよ…?」


私は怖い。


蒼空がいなくなるかもしれことが怖い。


今日が最後になったらどうしよう…って。


「怖くないって言ったら嘘になるけど、でも大丈夫」


「…なんで…?私、怖いよ…」


いなくならないで。


ずっと一緒にいて。


「心配すんなって。大丈夫だから」


「根拠ないじゃん…」


「根拠のない自信も時には大事だよ。不安がってたら勝てる試合も勝てない」


「それとこれとは―」


「同じだよ」


違う…。


70%失敗する手術なんだよ…?


命がかかってるんだよ…。


なのにどうして…?
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