ネトゲ女子は結婚生活を楽しみたい!
「は、はあ」
「直真は瑞生がいるから使える」
まあね。弟の瑞生さんのためなら、頑張るもんね……。
「今回も自分が陰でなんと言われるか、わかっていただろうが、瀧平に行くことを拒まなかった」
「買収されかけてますもんね」
「ふん。瀧平が持つ三割の株を宮ノ入が手に入れ、過半数を独占してしまえば、そんなものどうにでもなる。そのために直真は動いている」
「はあ」
「その瀧平が持つ三割手に入れるには瀧平の娘でも口説くだろうと思っていたが」
「色仕掛けするってことですか!?」
「そうだな」
なんでもないことのようにおじいちゃんはあっさりうなずいた。
おいおいおいおい!?
妻!ここに妻がいますからね!?
「だから、お前を置いて行けと言った」
「え?」
「だが、直真は連れて行くと譲らんかった。それが答えではないのか」
「……なんですか」
「直真は瑞生がいるから使える」
まあね。弟の瑞生さんのためなら、頑張るもんね……。
「今回も自分が陰でなんと言われるか、わかっていただろうが、瀧平に行くことを拒まなかった」
「買収されかけてますもんね」
「ふん。瀧平が持つ三割の株を宮ノ入が手に入れ、過半数を独占してしまえば、そんなものどうにでもなる。そのために直真は動いている」
「はあ」
「その瀧平が持つ三割手に入れるには瀧平の娘でも口説くだろうと思っていたが」
「色仕掛けするってことですか!?」
「そうだな」
なんでもないことのようにおじいちゃんはあっさりうなずいた。
おいおいおいおい!?
妻!ここに妻がいますからね!?
「だから、お前を置いて行けと言った」
「え?」
「だが、直真は連れて行くと譲らんかった。それが答えではないのか」
「……なんですか」