ネトゲ女子は結婚生活を楽しみたい!
「―――わかった」
「なら、いいです」
いいのかよと直真さんは小さく呟いて、手を握った。
「帰るぞ、有里。こんな所に一秒もいたくない」
「あっ!ちょっと待って下さいね」
ゲームをセーブして、散らかった荷物をまとめて、リュックを背負っていると直真さんが呆れていた。
「お前、ゲーム機だけはしっかり持って出てくるのか?」
「これがなかったら、生きていけません」
「俺を置いて出て行ったってことは俺はゲーム機以下かよ!?」
「そのひねくれた考えやめてくれますか」
「ひねくれた!?普通、思うだろうが!」
ブツブツ文句をいいながらも、直真さんは荷物を持ってくれた。
玄関に行くと、おじいちゃんが立っていた。
「よくも嘘をついてくれたな。このクソジジイ」
「騙されるお前が悪いんだろうが。そもそも、信頼していれば、離婚の二文字をちらつかせた所で動じないとおもうがなあ」
「なら、いいです」
いいのかよと直真さんは小さく呟いて、手を握った。
「帰るぞ、有里。こんな所に一秒もいたくない」
「あっ!ちょっと待って下さいね」
ゲームをセーブして、散らかった荷物をまとめて、リュックを背負っていると直真さんが呆れていた。
「お前、ゲーム機だけはしっかり持って出てくるのか?」
「これがなかったら、生きていけません」
「俺を置いて出て行ったってことは俺はゲーム機以下かよ!?」
「そのひねくれた考えやめてくれますか」
「ひねくれた!?普通、思うだろうが!」
ブツブツ文句をいいながらも、直真さんは荷物を持ってくれた。
玄関に行くと、おじいちゃんが立っていた。
「よくも嘘をついてくれたな。このクソジジイ」
「騙されるお前が悪いんだろうが。そもそも、信頼していれば、離婚の二文字をちらつかせた所で動じないとおもうがなあ」