ネトゲ女子は結婚生活を楽しみたい!
「選べ。今まで通り社長でいるか、会社から叩き出されるか」
瀧平社長は株を宮ノ入に渡すしか選択肢はなかった―――なぜなら、私の手にはまだ封筒がいくつもあるのを瀧平社長が視線で追っていたから。
心の中で合掌した。
また犠牲者が出たのだと。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「うまくいってよかったですね!」
「そうだな」
実は封筒の中身はほとんどがからっぽだった。
そうそう簡単に弱味を山ほど見つけれるわけがない。
「今日は二人で静かにお弁当が食べれますねー」
「なにがお弁当食べれますね、だ!普段から、さっさと食べてスマホゲームしてソファーで昼寝してるだろうが!」
「あ、バレてました?昼休みにちょっと寝ておくと、本業が捗るんでいいんですよね」
「お前の本業は秘書だろうが!」
「ちがいますー。今は戦士でー」
瀧平社長は株を宮ノ入に渡すしか選択肢はなかった―――なぜなら、私の手にはまだ封筒がいくつもあるのを瀧平社長が視線で追っていたから。
心の中で合掌した。
また犠牲者が出たのだと。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「うまくいってよかったですね!」
「そうだな」
実は封筒の中身はほとんどがからっぽだった。
そうそう簡単に弱味を山ほど見つけれるわけがない。
「今日は二人で静かにお弁当が食べれますねー」
「なにがお弁当食べれますね、だ!普段から、さっさと食べてスマホゲームしてソファーで昼寝してるだろうが!」
「あ、バレてました?昼休みにちょっと寝ておくと、本業が捗るんでいいんですよね」
「お前の本業は秘書だろうが!」
「ちがいますー。今は戦士でー」