ネトゲ女子は結婚生活を楽しみたい!
完全に仕事中毒だよねー。
ちょっともこっちを見ない直真さんを恨めし気に見ていると、それに気づいたのか、少しだけ視線を向けて笑った。
「落ち着いたら、旅行にでも行くか?ちょうど紅葉の季節だしな」
「そうですね」
旅行かあと思いながら、ログイン画面を見ていると、お知らせがきていた。
「わあ!やったー!!きたこれ!」
ガバッと起き上がり、思わず、手を叩いた。
「なんだ?」
「バージョンアップの日が決まったんです!」
「お前、今、俺が旅行誘った以上に喜んでなかったか?」
「えっ!気のせい、気のせいですよ!」
直真さんが私に冷たい目を向けていた。
これは、ヤバイ。
「私、別に旅行いきたくないわけじゃないんです。ただ、このバージョンアップをすごく楽しみにしてたんですよ!」
新しい装備と新エリア解放―――大型アップデートは一つの祭なわけよ!
ちょっともこっちを見ない直真さんを恨めし気に見ていると、それに気づいたのか、少しだけ視線を向けて笑った。
「落ち着いたら、旅行にでも行くか?ちょうど紅葉の季節だしな」
「そうですね」
旅行かあと思いながら、ログイン画面を見ていると、お知らせがきていた。
「わあ!やったー!!きたこれ!」
ガバッと起き上がり、思わず、手を叩いた。
「なんだ?」
「バージョンアップの日が決まったんです!」
「お前、今、俺が旅行誘った以上に喜んでなかったか?」
「えっ!気のせい、気のせいですよ!」
直真さんが私に冷たい目を向けていた。
これは、ヤバイ。
「私、別に旅行いきたくないわけじゃないんです。ただ、このバージョンアップをすごく楽しみにしてたんですよ!」
新しい装備と新エリア解放―――大型アップデートは一つの祭なわけよ!