ネトゲ女子は結婚生活を楽しみたい!
イラッとしたけど、また車に乗せられては困る。
隙を見て逃げ出すしかないけれど、自分がどこにいるか、わからないんじゃ、どうしようもない。
こんな時、インドア趣味な自分を恨みたくなる。
「有里。この服はどうだ?」
竜成は楽しそうに服を選び、アクセサリーを買ってるけど、この有里様を甘くみるんじゃないわよ!?
「試着してみないとわからないかも」
「確かにな」
試着室には女性しか入れない。
一番奥の試着室に入った。
「よし!」
ゲーマーなめんな!
試着するふりをして、首にかけてあったゲーム用のスマホを取り出した。
「直真さーん!!」
こっちは最後の手段、魔王を召還してやる!
「有里?」
スマホの向こうで直真さんの声が聞こえてきて、なんだかホッとして泣きそうになった―――
隙を見て逃げ出すしかないけれど、自分がどこにいるか、わからないんじゃ、どうしようもない。
こんな時、インドア趣味な自分を恨みたくなる。
「有里。この服はどうだ?」
竜成は楽しそうに服を選び、アクセサリーを買ってるけど、この有里様を甘くみるんじゃないわよ!?
「試着してみないとわからないかも」
「確かにな」
試着室には女性しか入れない。
一番奥の試着室に入った。
「よし!」
ゲーマーなめんな!
試着するふりをして、首にかけてあったゲーム用のスマホを取り出した。
「直真さーん!!」
こっちは最後の手段、魔王を召還してやる!
「有里?」
スマホの向こうで直真さんの声が聞こえてきて、なんだかホッとして泣きそうになった―――