ネトゲ女子は結婚生活を楽しみたい!
いつもの場所
「なんだか、帰ってきたなあって思いますね!」
本社に戻り、挨拶のみで今日は早く帰ってこれた。
せっかく早めに帰れたのだからと、ディナーに直真さんが出張料理サービスでフレンチ料理を頼んでくれた。
おじいちゃんが和食でもてなしてくれた話をしたから、対抗したに違いないけど、レストランじゃなくて自宅でのんびり食べるようにしてくれるあたり、私を理解してくれているというか、喜ばせるのがうまいっていうか―――
「明日からは普通に仕事だからな」
さすが仕事の鬼だよ。
しかも、大好きな弟の秘書に戻って張り切ってるし。
マンションの入り口前に車を止めてもらうと、二人で降りた。
「戻るのは春になるのかと思ってました」
「新卒やら、異動者で忙しくなるだろう。その前に瑞生様は俺を戻したかったというわけだ」
直真さんは誇らしげに言った。
あー、はいはい。
本社に戻り、挨拶のみで今日は早く帰ってこれた。
せっかく早めに帰れたのだからと、ディナーに直真さんが出張料理サービスでフレンチ料理を頼んでくれた。
おじいちゃんが和食でもてなしてくれた話をしたから、対抗したに違いないけど、レストランじゃなくて自宅でのんびり食べるようにしてくれるあたり、私を理解してくれているというか、喜ばせるのがうまいっていうか―――
「明日からは普通に仕事だからな」
さすが仕事の鬼だよ。
しかも、大好きな弟の秘書に戻って張り切ってるし。
マンションの入り口前に車を止めてもらうと、二人で降りた。
「戻るのは春になるのかと思ってました」
「新卒やら、異動者で忙しくなるだろう。その前に瑞生様は俺を戻したかったというわけだ」
直真さんは誇らしげに言った。
あー、はいはい。