ネトゲ女子は結婚生活を楽しみたい!
どんだけおじいちゃんと仲が悪いんですか。
実の祖父なのに……。
仲直りしたと思ったけど、直真さんの態度はまだまだ頑なだった。
頑固なんだから、もー。
「ジジイのことよりも、有里。明日から通いの家政婦を雇っておいたからな」
「わかりました」
うんうんと頷くとまずは段ボールをびりびりと開けてノートパソコンやゲーム機を出した。
「私の愛機達よ!無事だったか……!!」
私とゲーム機達が感動のご対面をしている姿を直真さんは呆れた様子で眺めていた。
「段ボールから普通に出せよ」
「それじゃあ、直真さん」
「なんだ」
「引っ越しの片付けの前に私は接続を確かめるので、後はお願いします」
「おいっっ!!」
「これが終わらないと、落ち着かないんですよ!」
いつも通りの環境を取り戻すべく、せっせと設定している私を見て直真さんは諦めたのか、黙って荷物を片付けていた。
実の祖父なのに……。
仲直りしたと思ったけど、直真さんの態度はまだまだ頑なだった。
頑固なんだから、もー。
「ジジイのことよりも、有里。明日から通いの家政婦を雇っておいたからな」
「わかりました」
うんうんと頷くとまずは段ボールをびりびりと開けてノートパソコンやゲーム機を出した。
「私の愛機達よ!無事だったか……!!」
私とゲーム機達が感動のご対面をしている姿を直真さんは呆れた様子で眺めていた。
「段ボールから普通に出せよ」
「それじゃあ、直真さん」
「なんだ」
「引っ越しの片付けの前に私は接続を確かめるので、後はお願いします」
「おいっっ!!」
「これが終わらないと、落ち着かないんですよ!」
いつも通りの環境を取り戻すべく、せっせと設定している私を見て直真さんは諦めたのか、黙って荷物を片付けていた。