ネトゲ女子は結婚生活を楽しみたい!
「こ、これは!」

懐かしのシューティングゲーム!!
今じゃもうどこにも置いてないなと思っていたのに!
椅子に座り、お金を投入した。
スティックを軽やかに動かし、ボタンを連打した。
思い出すなー。
この感覚!
しばらく、取り憑かれたかのようにシューティングゲームを楽しんだ。

「あー、眼が疲れたー」

全面クリアはできなかったけど、なかなか楽しませてもらった。
さーて。
そろそろクレーンゲームへと参りますか。
まずは大袋のお菓子をいくつかとった。
直真さんへのお土産にしよう―――と思ったけと、ゲーセン行ったのバレるから、やっぱり隠しておこう。
クレーンゲームでがっつり飴をとると、パーカーのポケットにいれ、その中の一つを口の中に飴を放り込んだ。
ふっ!勝者の味よ。
なにかいいのないかなーと探していると、店先のクレーンゲームでイライラしているサラリーマンがいた。
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