ネトゲ女子は結婚生活を楽しみたい!
「あ、あのー……私、これでも結婚してるんだよね」
「有里って結婚してるのか!?」
「えへへ、まあねー」
ドヤ顔で結婚指輪を見せた。
「でも、竜成にも彼女いるんじゃないの?クマのぬいぐるみの」
「あれは違う。願掛けというか、仕事で嫌な相手に会う前で取れたら俺が勝てるって勝手に験を担いでいただけだ」
「あんな必死になるくらい嫌な相手だったんですね」
「かなりな。悪い男なんだ。それで、有里が現れて取ってくれた。その日は俺の方が有利に話は進んだんだ。有里は俺の勝利の女神だ!」
「いやー。そこまで言ってもらってありがたいけど、私は人妻だし」
「ふ、ふーん。どんな旦那なんだ」
どんな―――?
「そうですね……。私のゲームのキャラを消そうとしたり、わざと女の子と仲良くして私が嫉妬するのを楽しんだり、ゲームのプレイ時間を二時間って決めたりする人です」
「有里って結婚してるのか!?」
「えへへ、まあねー」
ドヤ顔で結婚指輪を見せた。
「でも、竜成にも彼女いるんじゃないの?クマのぬいぐるみの」
「あれは違う。願掛けというか、仕事で嫌な相手に会う前で取れたら俺が勝てるって勝手に験を担いでいただけだ」
「あんな必死になるくらい嫌な相手だったんですね」
「かなりな。悪い男なんだ。それで、有里が現れて取ってくれた。その日は俺の方が有利に話は進んだんだ。有里は俺の勝利の女神だ!」
「いやー。そこまで言ってもらってありがたいけど、私は人妻だし」
「ふ、ふーん。どんな旦那なんだ」
どんな―――?
「そうですね……。私のゲームのキャラを消そうとしたり、わざと女の子と仲良くして私が嫉妬するのを楽しんだり、ゲームのプレイ時間を二時間って決めたりする人です」