消えた記憶~真実は何処に~
ふわぁ、怖かった!!


びっくりしたよー、


椿「あ、加波!」


『あ、つーくん!!』


『ねー、聞いてよ』


椿「ん?」


『さっき、不良に絡まれたの!!』


椿「えっ?どんな人だった?」


『心配してんの?』


椿「んあぁ、まぁ。どんな奴?」


『んっとねー5人居て、喋りかけてきたのは身長170後半くらいある人なんだけど、髪の毛が金髪だった』


『他の4人は黒と緑と赤と青だった気がする』


椿「ボソッ …はぁ、良かった」


『え?何かあったの?』


椿「いや、あれは暴走族だ」


『…何処の族?』


椿「多分聞いた感じだと凰神の幹部以上やと思うよ」


『へぇ、あの世界No.3の?』


椿「おう、多分な」


『確かあの族は正統派だよね?』


椿「あぁ」


『そうなんだ、じゃーそんなに警戒せんでもええんや』


椿「あぁ。一応な」


『そぅ。私びっくりして走って逃げてきちゃったよ(笑)』


椿「まじかよ、怪しまれるで」


『…やっぱり?』


椿「気を付けとけよ」


『うん、わかった』



キーンコーンカーンコーン…



椿「予鈴なったしそろそろ教室戻るか」


『うん、わかった。またね』


椿「おぅ!」
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