僕が愛した歌姫
兄弟
どうやら俺はコスプレというものに縁があるらしく、またも怪しげな雑貨屋へと出向いていた。
まさかこの年齢で二度も来る事になるなんて思ってもいなかった。
しかも、男1人で。
「あら、君また来たのぉ?」
甘ったるい声で話しかけてきたのは前回の時にレジを売ってくれたオカマ店員だった。
テレビ出演しているような綺麗なオカマではなく、ヒゲが生えていて男らしい声色を持つオカマだ。
俺はその容姿にたじろきつつも「えぇ、まぁ」と返事をする。
「今日は何を探してるのぉ?」
どう見てもメタボリックな腰をくねらせながら、必要以上に近づいてくる。
「あの……警備員風の服がほしくて……」
「あらぁ今日は警備員プレイなのぉ? あなたきっととってもよく似合うわよぉ」
プレイもくそもないのだが、ニヤニヤしながら言われて鳥肌が立ち、言い返す気力も失う。
まさかこの年齢で二度も来る事になるなんて思ってもいなかった。
しかも、男1人で。
「あら、君また来たのぉ?」
甘ったるい声で話しかけてきたのは前回の時にレジを売ってくれたオカマ店員だった。
テレビ出演しているような綺麗なオカマではなく、ヒゲが生えていて男らしい声色を持つオカマだ。
俺はその容姿にたじろきつつも「えぇ、まぁ」と返事をする。
「今日は何を探してるのぉ?」
どう見てもメタボリックな腰をくねらせながら、必要以上に近づいてくる。
「あの……警備員風の服がほしくて……」
「あらぁ今日は警備員プレイなのぉ? あなたきっととってもよく似合うわよぉ」
プレイもくそもないのだが、ニヤニヤしながら言われて鳥肌が立ち、言い返す気力も失う。