僕が愛した歌姫
☆☆☆
退院という時間制限を聞いて行動力のスイッチが入った俺は、ナースステーションでさっきの鳥越ナースと話をしていた。
ここに入社して3年目だという鳥越ナース。
恋人はいなくて、今は仕事が楽しくて仕方ないんだそう。
仕事柄爪は短く切っているけれど本当はネイルアートが得意で、休日は派手なネイルチップを付けて出歩くらしい。
「へぇ~手先が器用そうだもんなぁ~」
俺はナースステーションの隅っこで興味津々といった感じで鳥越ナースの指先を見る。
「器用ってほどじゃないですよ」
恥ずかしそうに言って、小さく笑う鳥越ナース。
よく見ればこの人もなかなか可愛らしい顔をしていて、ヒロシの好みそうな雰囲気だった。
「残念だなぁ~俺退院したら鳥越さんともう会えないんだぁ」
「な、なに言ってるんですかっ!」
素直に照れちゃって、可愛い。
退院という時間制限を聞いて行動力のスイッチが入った俺は、ナースステーションでさっきの鳥越ナースと話をしていた。
ここに入社して3年目だという鳥越ナース。
恋人はいなくて、今は仕事が楽しくて仕方ないんだそう。
仕事柄爪は短く切っているけれど本当はネイルアートが得意で、休日は派手なネイルチップを付けて出歩くらしい。
「へぇ~手先が器用そうだもんなぁ~」
俺はナースステーションの隅っこで興味津々といった感じで鳥越ナースの指先を見る。
「器用ってほどじゃないですよ」
恥ずかしそうに言って、小さく笑う鳥越ナース。
よく見ればこの人もなかなか可愛らしい顔をしていて、ヒロシの好みそうな雰囲気だった。
「残念だなぁ~俺退院したら鳥越さんともう会えないんだぁ」
「な、なに言ってるんですかっ!」
素直に照れちゃって、可愛い。