僕が愛した歌姫
まだ早い時間だし、昼寝してしまったから全く睡魔が襲ってこない。
眠れないのは入院中困ることの1つだよな。
最も困るのは……『暇』
1人でいる時間を楽しめる人はいいけど、それもいい加減飽きてくる。
暇なもんは、暇なんだ。
俺は不自由な体を一瞥して、マジックがあればよかった。
なんて考えてみる。
ほら、ドラマのワンシーンとかであるだろ?
骨折したあとギプスに皆が寄せ書きとかするヤツ。
あれ、ちょっと憧れ。
あ、でもヒロシの場合はろくなこと書かねぇだろうから却下だな。
そう考えて、クスクス笑う。
けれど、行き着く先は結局……『暇』
「あぁ~、もうっ!!」
眠れないのは入院中困ることの1つだよな。
最も困るのは……『暇』
1人でいる時間を楽しめる人はいいけど、それもいい加減飽きてくる。
暇なもんは、暇なんだ。
俺は不自由な体を一瞥して、マジックがあればよかった。
なんて考えてみる。
ほら、ドラマのワンシーンとかであるだろ?
骨折したあとギプスに皆が寄せ書きとかするヤツ。
あれ、ちょっと憧れ。
あ、でもヒロシの場合はろくなこと書かねぇだろうから却下だな。
そう考えて、クスクス笑う。
けれど、行き着く先は結局……『暇』
「あぁ~、もうっ!!」