君はずっと眩しかった
オフホワイトのスカートに薄いピンクのベスト。ずっと憧れてた高校の制服。その制服に袖を通して私は両親の準備を待った。
「ママ〜、パパ〜。遅刻しちゃうよー!」
玄関から声をかけてもなかなか出てこない。
私は待ちきれなくて1人先に家を出た。歩き始めたのと同時ぐらいにママとパパが出てきて、
「一人で行っちゃダメでしょ?」
そう言われた。私だって高校生になったのに、一人で行っちゃダメって、、、
ずっと子ども扱いしないで欲しい。だけど、これは仕方ないこと。ママとパパが私のことを子ども扱いするのは
「一人で行って発作出たらどうするの?」
発作が起きるかもしれないから。わたしは1月に脳腫瘍だと宣告された。それから、ママとパパは私に一人行動をさせなくなった。
私のことを思ってくれてるっていうのはわかってるけど、少し辛くなる。高校まで一人で行くことさえも許されない。
「ごめんなさい。」
「謝って欲しいわけじゃないのよ、」
ママとパパはどんな気持ちで私と一緒にいてくれてるんだろう。
「ママ〜、パパ〜。遅刻しちゃうよー!」
玄関から声をかけてもなかなか出てこない。
私は待ちきれなくて1人先に家を出た。歩き始めたのと同時ぐらいにママとパパが出てきて、
「一人で行っちゃダメでしょ?」
そう言われた。私だって高校生になったのに、一人で行っちゃダメって、、、
ずっと子ども扱いしないで欲しい。だけど、これは仕方ないこと。ママとパパが私のことを子ども扱いするのは
「一人で行って発作出たらどうするの?」
発作が起きるかもしれないから。わたしは1月に脳腫瘍だと宣告された。それから、ママとパパは私に一人行動をさせなくなった。
私のことを思ってくれてるっていうのはわかってるけど、少し辛くなる。高校まで一人で行くことさえも許されない。
「ごめんなさい。」
「謝って欲しいわけじゃないのよ、」
ママとパパはどんな気持ちで私と一緒にいてくれてるんだろう。
< 1 / 2 >