エリート放射線技師は、ウブな彼女をたっぷりの溺愛で甘やかす。
「楽しんできてね」
「はい、ありがとう。明日香さん」
十五時になり、私は明日香さんと別れると家に一度帰宅した。
私はさっき、選んでもらったものの値札を切るとシャワーを浴びに浴室へ向かう。
服を脱ぎ浴室に入ると、ささっとシャワーを浴びてから脱衣所に戻った。
「……これ、本当に私似合うかな」
手に持ったのは、新しいブラジャーとショーツ。これは明日香さんが選んでくれたやつで、パステルピンクの花柄で『可愛い』と推されたものだった。
「うう……こんな可愛いの着たことないよ〜」
私は意を決して装着すると、ワンピースタイプのルームウェアを着た。そして髪の毛をドライヤーで乾かすと、自分の部屋に戻る。
クローゼットを開けて、今夜着る服を選ぶ。
昨日選ぶのを忘れたせいで今になってしまったんだけど……無難にベージュのフリルハイネックブラウスにラベンダー色の花柄のレーススカートを選び着替えて、髪をアイロンで前髪と全体を内巻きをした。