エリート放射線技師は、ウブな彼女をたっぷりの溺愛で甘やかす。
「だめ、ネットカフェなんて泊まらせない」
「なんで……」
「俺の部屋に泊まって」
そう言うと、私のキャリーケースは奪われて腰を抱かれると千晃さんの車がある場所へ向かった。車に着くと、私を車に乗せてキャリーケースをトランクに入れると車を出発された。
駅から車で十分ほどでこの辺じゃ有名な高級マンション【シイナ】に到着した。
「っ……に、荷物」
「後で取りに行くから大丈夫」
「えっ……千晃さんっ」
「逃げられたら困る」
いつもは優しく私に合わせてくれるのに今の千晃さんは別人のように強引だ。それに私を下ろし、車のロックかけると私を抱き上げた。
マンションの入り口から入り、すぐエレベーターに乗り込む。エレベーターが止まり、降りれば目の前の扉を開けた。
「はい、到着」
靴を脱がされて部屋の中に進んでリビングのような場所に入る。