エリート放射線技師は、ウブな彼女をたっぷりの溺愛で甘やかす。
「近くのショッピングモールでいい?」
「はい、大丈夫です」
車で三十分ほどでショッピングモールに到着した。
そこではマグカップとお皿やお茶碗、お椀に箸やスプーンとフォークを購入しスリッパはお揃いにした。枕とカバーも買ったけど、カバーもお揃いがいいと千晃さんが言ってカバーもお揃いになってしまった。
「結構いっぱいになったね、買えてよかった」
「はい、買っていただきありがとうございました」
「そんなお礼はいい、遅くなっちゃったけどお昼でも食べて行こうか」
その後は、ショッピングモールのレストラン街でパスタを食べてマンションへ帰宅した。
「香澄、さっき買ってきたプリン食べようよ」
「今からいいんですか?」
「もちろん、だって出勤前に香澄と食べたくて買ったんだから」
千晃さんは紅茶を淹れてくれてプリンとスプーンを用意してくれた。それからプリンを食べると、千晃さんは片付けをして仕事へ向かった。