エリート放射線技師は、ウブな彼女をたっぷりの溺愛で甘やかす。



「近くのショッピングモールでいい?」

「はい、大丈夫です」


 車で三十分ほどでショッピングモールに到着した。

 そこではマグカップとお皿やお茶碗、お椀に箸やスプーンとフォークを購入しスリッパはお揃いにした。枕とカバーも買ったけど、カバーもお揃いがいいと千晃さんが言ってカバーもお揃いになってしまった。


「結構いっぱいになったね、買えてよかった」

「はい、買っていただきありがとうございました」

「そんなお礼はいい、遅くなっちゃったけどお昼でも食べて行こうか」


 その後は、ショッピングモールのレストラン街でパスタを食べてマンションへ帰宅した。


「香澄、さっき買ってきたプリン食べようよ」

「今からいいんですか?」

「もちろん、だって出勤前に香澄と食べたくて買ったんだから」


 千晃さんは紅茶を淹れてくれてプリンとスプーンを用意してくれた。それからプリンを食べると、千晃さんは片付けをして仕事へ向かった。



< 71 / 82 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop