ハツコイ〜僕らははじめてだった〜
「でも、早いとかある?
4月で初めて出会って、2ヶ月とかで
カレカノって…。」

舞が克に尋ねた。

「舞はどう思う?
俺は充分自然な流れって思ってる。
それぐらい、すぐ舞のこと好きになったし
大切にしていきたいって思った。」

「そうだよね。私も一緒。
今まで、恋愛って何なんだろうって
思ってたのに…克と出会って
すぐ、こんな好きになって…
独占欲とか、色々感じるようになって
自分でも本当、びっくりしてる。」

「舞のこと好きになって…
…舞が例え、こんな風に俺のこと
意識してなくっても、俺ぜってー
舞のこと振り向かせるために頑張ってるはず!」

「ふふ、ありがとう。
本当、克と付き合えてよかった。
改めて、よろしくお願いします。」

舞が歩みを止めて、ペコっとおじぎをした。

「俺の方こそ、よろしくお願いします。」

克もペコっとおじぎをすると2人して笑った。
身体中に広がる幸せな気持ち。

ー大好きだよー

舞は心の中で呟いた。
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