ハツコイ〜僕らははじめてだった〜
「うわーん。
何かすっごく緊張したよー。」
館から出た舞が足をジタバタさせながら
克に言った。
「俺も。…何か変な汗かいた。」
克も手をパタパタさせながら笑って言った。
「飲み物でも買って
ちょっとゆっくりしようか。」
克が近くの自販機を指しながら言った。
「うん。」
「何がいーい?」
「ありがとう。ミルクティーがいいな。」
「おっけ。ちょっと待ってて。」
自販機に向かう克の後姿をみて
舞は思った。
(私…ちょっとでも離れたくないって
思うくらい、克のことが好きになってる…。)
ーーーーーーーーー
2人は防波堤の階段に腰をおろした。
空はオレンジ色になってきている。
「…かー。沁み渡るー。」
買ってきた炭酸を飲みながら
空を仰いで克が言った。
「ふふ、克ありがとう。いただきます。」
舞も買ってもらったミルクティーを
飲みながら微笑む。
ゴクンゴクンッ
舞の喉が鳴る。
予想以上に緊張して
喉が渇いていたようだった。
「…克ー?」
「んー?」
「あのね、すっごく好きだよ。」
「…どうした?急に。」
飲みかけていた缶を口から離して
克が舞の方を向く。
「んー…、相性いいって言われて
凄く嬉しかったけど、ちょびっと
不安になっちゃった。」
舞が俯く。
「…離れるってやつ?」
「うん。」
少し泣きそうな声になる舞。
「…離さないよ?」
克はそう言うと
缶を置いて舞を引き寄せた。
何かすっごく緊張したよー。」
館から出た舞が足をジタバタさせながら
克に言った。
「俺も。…何か変な汗かいた。」
克も手をパタパタさせながら笑って言った。
「飲み物でも買って
ちょっとゆっくりしようか。」
克が近くの自販機を指しながら言った。
「うん。」
「何がいーい?」
「ありがとう。ミルクティーがいいな。」
「おっけ。ちょっと待ってて。」
自販機に向かう克の後姿をみて
舞は思った。
(私…ちょっとでも離れたくないって
思うくらい、克のことが好きになってる…。)
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2人は防波堤の階段に腰をおろした。
空はオレンジ色になってきている。
「…かー。沁み渡るー。」
買ってきた炭酸を飲みながら
空を仰いで克が言った。
「ふふ、克ありがとう。いただきます。」
舞も買ってもらったミルクティーを
飲みながら微笑む。
ゴクンゴクンッ
舞の喉が鳴る。
予想以上に緊張して
喉が渇いていたようだった。
「…克ー?」
「んー?」
「あのね、すっごく好きだよ。」
「…どうした?急に。」
飲みかけていた缶を口から離して
克が舞の方を向く。
「んー…、相性いいって言われて
凄く嬉しかったけど、ちょびっと
不安になっちゃった。」
舞が俯く。
「…離れるってやつ?」
「うん。」
少し泣きそうな声になる舞。
「…離さないよ?」
克はそう言うと
缶を置いて舞を引き寄せた。