ハツコイ〜僕らははじめてだった〜
練習が続く克と優香を残して
先に音楽室を後にした3人。
今日は習い事だからと迎えがきた
詩織とさよならして、舞は大輔と
一緒に帰ることになった。
「いやー、楽しかったな。練習。
てか、舞ちゃん、優香ちゃんに
やきもち妬いてたでしょ?」
帰り道で、そう言われる舞。
「うわーん。大輔くん、やっぱわかるよね?
もう、ずっともやもやしちゃってて。
自分の性格、嫌になっちゃう。」
舞が顔を抑えて言った。
「うーん。まぁ、優香ちゃんも
これ見よがしっていうか…克は何も
気付いてないと思うけど。
…でも、まぁ、それだけ好きってことじゃん?
いいと思うよ。俺わ。」
サラッと答える大輔。
「…大輔くんって、本当大人だよね。
ファンがいっぱいいるのわかる気がする。」
「ふふ、そうかな?
俺も、わがままなお姫様のお世話が
大変なもので。」
「お姫様?…って、大輔くん彼女いるの?」
大輔の発言に驚く舞。
「いるよ。3年の、茜。」
「…えー!!?あのバレーの茜先輩??」
「うん。キャプテンしてた。
幼馴染でさー、全然年上に見えないから。」
ふわっと優しい顔になる大輔。
「いやいや、いっつもしっかりしてて
めちゃめちゃ憧れる女の先輩って感じ。」
「えー?全然いつも、ふにゃふにゃだよ。」
「…それは、大輔くんの前だからなんだね。
きっと。…うわー、凄いなー。年上。
…このこと知ったら、ファンの皆さんは
悲しむんじゃない?この前の試合も
凄い応援に来てたよ。」
舞が興奮して話す。
「うーん。ファンね。
俺はずっと公表していいって言ってる
んだけど、茜がね。気にしいだから。」
「そうなんだ。だから、大輔くん
大人なんだねー。」
「付き合い長いから、俺ら。」
「幼馴染だって言ってたもんね。」
「うん。だから、喧嘩もしょっちゅうだけど
怒ってる茜が可愛いーから、どうでもよくなる。」
「…また、サラッと素敵なことを。」
「だから、舞ちゃん達も大丈夫だよ。
だって、克の彼女は舞ちゃんでしょ?
自信持って!」
「うん。ありがとう。元気出た。」
先に音楽室を後にした3人。
今日は習い事だからと迎えがきた
詩織とさよならして、舞は大輔と
一緒に帰ることになった。
「いやー、楽しかったな。練習。
てか、舞ちゃん、優香ちゃんに
やきもち妬いてたでしょ?」
帰り道で、そう言われる舞。
「うわーん。大輔くん、やっぱわかるよね?
もう、ずっともやもやしちゃってて。
自分の性格、嫌になっちゃう。」
舞が顔を抑えて言った。
「うーん。まぁ、優香ちゃんも
これ見よがしっていうか…克は何も
気付いてないと思うけど。
…でも、まぁ、それだけ好きってことじゃん?
いいと思うよ。俺わ。」
サラッと答える大輔。
「…大輔くんって、本当大人だよね。
ファンがいっぱいいるのわかる気がする。」
「ふふ、そうかな?
俺も、わがままなお姫様のお世話が
大変なもので。」
「お姫様?…って、大輔くん彼女いるの?」
大輔の発言に驚く舞。
「いるよ。3年の、茜。」
「…えー!!?あのバレーの茜先輩??」
「うん。キャプテンしてた。
幼馴染でさー、全然年上に見えないから。」
ふわっと優しい顔になる大輔。
「いやいや、いっつもしっかりしてて
めちゃめちゃ憧れる女の先輩って感じ。」
「えー?全然いつも、ふにゃふにゃだよ。」
「…それは、大輔くんの前だからなんだね。
きっと。…うわー、凄いなー。年上。
…このこと知ったら、ファンの皆さんは
悲しむんじゃない?この前の試合も
凄い応援に来てたよ。」
舞が興奮して話す。
「うーん。ファンね。
俺はずっと公表していいって言ってる
んだけど、茜がね。気にしいだから。」
「そうなんだ。だから、大輔くん
大人なんだねー。」
「付き合い長いから、俺ら。」
「幼馴染だって言ってたもんね。」
「うん。だから、喧嘩もしょっちゅうだけど
怒ってる茜が可愛いーから、どうでもよくなる。」
「…また、サラッと素敵なことを。」
「だから、舞ちゃん達も大丈夫だよ。
だって、克の彼女は舞ちゃんでしょ?
自信持って!」
「うん。ありがとう。元気出た。」