ハツコイ〜僕らははじめてだった〜
「あ、ちょっと待って。
念のため、鍵しめとく。」

克がガチャッと部屋の鍵をしめた。



「舞、…おいで?」

「…うん。」

舞はゆっくり、克のものを口に入れた。
ピクッと波打つ身体。

「…克、あのね、この先…
どうしていいかわかんない。」

舞が笑って口を外す。

「何じゃそりゃ。…んー
じゃぁ、無理がない程度にね。
…ゆっくり口に入れて、舐めて?」

克の言うとおりにする舞。

「そう。…上手。」

克も愛おしそうに髪を撫でてくれる。

「…奥とか、先の方とか
…っ、ん。…舞、苦しくない?」

「…大丈夫だよ。…克、気持ちい?」

「うん。…凄い気持ちい。」


くちゅ…っ…れ…っちゅ

「…はぁ、…っん。」

ゾクンッ

克から漏れる甘い声に
舞の舌の動きもだんだん激しくなる。



「…舞、手貸して?」

克が舞の手を握って、ゆっくりと動かす。

「こぉやってね、すると
…舞のナカに入ってるみたいになるの。」

「力、痛くない?」

「…強いくらいで…いいから。」

くちゅっ…くちゅ…っ

動かす度に擦れ合う音が響く。

「…舞、…っまい。」

「…克、可愛い。」

克の気持ちのいい声を聞いて舞は言った。

「…ここも?」

舞がぱくんっと口に入れて舌で転がす。

「…舞、そこだめっ…ん。」

克が、舞の頭をおさえた。

「いつもされてばっかりだから
おかえしね。」

そう言って、握っている手も
口の中でもコロコロと舌を激しく動かす。
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