ハツコイ〜僕らははじめてだった〜
「…深いの…がい…い。」

舞が自然に克を求める。

「…好きなように…きていいよ?」

克は舞が届くように、身体を舞に寄せた。
両手を克の首に回す舞。

…っちゅ…ちゅく…れー…っ

舞がゆっくり舌を絡めてく。

「…ふぁ…っ…ん。」

克は舞を優しく抱きしめる。

…ちゅ…っ…ちゅ…くちゅっ


「…すぐ…っる、…した…出して?」

「…ん。」

克も舞の舌に自分の舌を絡めた。

「…っ、…ん…きもち…い。」

舞の甘い声が響いた。

ちゅ…くちゅ…っちゅ…

「…克…大好きだよ。」

「…俺も。」


ちゅ


克が軽くキスをして、唇を離した。


「…どう…して?」

舞が潤んだ瞳で見つめる。

「んー…
止まんなくなりそうだから怖い。」

克が舞の頬を撫でた。

「ちゃんと…舞のこと大事にしたいから。
もう、あんな触り方はしない。
…だから、続きは、誕生日の時な。」

舞の前髪をサラッと手でとかす。
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