ハツコイ〜僕らははじめてだった〜
くちゅっ…

舞と克が触れ合っている部分から
布越しに音がする。

ゆっくりと克が舞の胸に触れた。

ピクンッと感じる舞。

「舞…可愛い。」

服の上から包んでいく克。

「…んっ。…あ。」

舞が手の甲で自分の口を塞いだ。


「…舞の気持ちい声…いっぱい聞かせて?」

克がゆっくりと舞の手をとる。


…ちゅく…っちゅ

克の舌がゆっくりと入ってきた。

「は…っ、あ…。」


「…舞のその顔…すっげー…クル。」

ぐっと頭を引き寄せる克。
克のキスがだんだん激しくなっていった。

「ふ…っあ。ん…っやぁ。」

克にしがみつきながら、甘くこたえる舞。

「ん…っ舞。」

克も余裕のない表情になる。

「…克、も…っと。」

舞は、克を求めながら克の首に腕を回した。


「…俺のこと…欲しい?」

「い…っぱ…い欲しいよ。」

とろんとした表情の舞。

「…本当可愛い。」


克は舞を抱き抱えてベッドに運んだ。

「…克?」

「舞が可愛いーのが悪い。
…もっと欲しがって?」
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