ハツコイ〜僕らははじめてだった〜
「う…ん。」

舞がこくんと頷いた。

「じゃぁ…俺の指の動きに合わせて。
ここ…こうやって…動かして?」


ちゅ…くちゅっ…ちゅ


「…ふ…はっ…あ。」

ぐちゅ…ぐちゅっ…くちゅっ

舞が言われたとおりに克の動きに合わせる。


「んっ…上手。」

克の顔が歪む。
舞は自分の好きな人にこういう
顔をさせてあげられるということが
たまらなく嬉しかった。

くちゅっ…くちゅっ

「克…ん、これ…挿れてるみたいな
気持ちになる。」

「ん。俺も。…すげー…いい。」

くぷっ…ちゅぷっ…ちゅ

「は…はっ…舞。まい…っ。」

切なそうに苦しそうに舞を呼ぶ克。


「克…好きだよ?
全部…克でいっぱいにし…て?」

舞の克を愛撫する動きも激しくなった。

「は…舞っ、大好きだよ。」

ぐちゅ…っ…ぐちゅっ…っぷ

「ぁ…あっ…は…あっ。」

2人の吐息が重なり合う。


「克…んっ…もぉ…いき…そ。」

舞が克にしがみついた。

「ん…舞…い…っしょ…イこ?」

克が舞の身体を優しく包む。


くちゅっ…っちゅ…くちゅ


ビクンッビクッ
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