ハツコイ〜僕らははじめてだった〜
薬局のコーナーに着いた。
つぶつぶ
うすうす
0.01
あったか素材
箱のパッケージも色々だ。
男の子目線のキャッチコピーが多く
少し生々しく感じる。
「舞、これは?可愛い。」
詩織が手に取った箱には
黒い箱にピンクの蝶々のデザインが
描いてあった。
「うん。可愛いーね。私もこれにしよ。」
ドキドキした気持ちでレジに並ぶ。
「袋入れましょうか?」
「そのままでいいです。」
詩織が真っ直ぐ答える。
お会計後に、バッグになおした。
2人とも無事に買えたようで
いよいよ大人になった気分。
「あー、詩織がいて良かった。
何か袋とかも、黒いやつっていかにも
買いましたって感じじゃん。
どうしようかと思って。」
「確かに。お店の優しさなんだと
思うけど、別に隠すモノじゃないしね。
生理のナプキンだってさ、恥ずかしい
ものじゃないから。
自分の身体はまず自分で大切にしないと。」
詩織がハキハキと答えた。
「何か詩織、大人ー!!」
舞が尊敬の眼差しで詩織を見つめる。
「でしょ。
ま、さっきの店員さんのうけうりだけど。」
そう言って詩織は笑った。
つぶつぶ
うすうす
0.01
あったか素材
箱のパッケージも色々だ。
男の子目線のキャッチコピーが多く
少し生々しく感じる。
「舞、これは?可愛い。」
詩織が手に取った箱には
黒い箱にピンクの蝶々のデザインが
描いてあった。
「うん。可愛いーね。私もこれにしよ。」
ドキドキした気持ちでレジに並ぶ。
「袋入れましょうか?」
「そのままでいいです。」
詩織が真っ直ぐ答える。
お会計後に、バッグになおした。
2人とも無事に買えたようで
いよいよ大人になった気分。
「あー、詩織がいて良かった。
何か袋とかも、黒いやつっていかにも
買いましたって感じじゃん。
どうしようかと思って。」
「確かに。お店の優しさなんだと
思うけど、別に隠すモノじゃないしね。
生理のナプキンだってさ、恥ずかしい
ものじゃないから。
自分の身体はまず自分で大切にしないと。」
詩織がハキハキと答えた。
「何か詩織、大人ー!!」
舞が尊敬の眼差しで詩織を見つめる。
「でしょ。
ま、さっきの店員さんのうけうりだけど。」
そう言って詩織は笑った。