ファーストソング
10
難しい条件じゃなきゃいいんだけど…。
心配になり櫻井先生の顔をじっと見つめる。
「そんなに心配そうにしなくても大丈夫だよ。」
「え?」
「簡単な条件だからね。」
その言葉のホッとする。
簡単な条件なら私にもできる。
安心する私をみて櫻井先生は微笑むと条件を話し始めた。
「条件は二つ。」
「はい。」
「うん。いい返事だね。一つ目は、体調を優先すること。体調が悪い日は申告してその日の曲作りはやめること。」
「はい。」
「毎朝看護師さんが検温しにくると思うけど、その時に必ず体調に問題ないか報告してね。」
「分かりました。」
うん。一つ目がこれか。
確かに簡単だし、いつもやっていることだから問題ないね。
「二つ目、決まった時間に曲作りをすること。」
「決まった時間…ですか?」
「規則正しい生活が必要だからね。パソコンを触るのはその時間のみ。」
「ちなみに時間って。」
「そうだね。16時から19時までかな。19時から夕飯の時刻だからそれまでに終わらせること。」
「・・・はい。分かりました。」
パソコンを触れるのは3時間か…。
結構短いけど、丁度この時間は佐久間夏輝がくる時間。
心配になり櫻井先生の顔をじっと見つめる。
「そんなに心配そうにしなくても大丈夫だよ。」
「え?」
「簡単な条件だからね。」
その言葉のホッとする。
簡単な条件なら私にもできる。
安心する私をみて櫻井先生は微笑むと条件を話し始めた。
「条件は二つ。」
「はい。」
「うん。いい返事だね。一つ目は、体調を優先すること。体調が悪い日は申告してその日の曲作りはやめること。」
「はい。」
「毎朝看護師さんが検温しにくると思うけど、その時に必ず体調に問題ないか報告してね。」
「分かりました。」
うん。一つ目がこれか。
確かに簡単だし、いつもやっていることだから問題ないね。
「二つ目、決まった時間に曲作りをすること。」
「決まった時間…ですか?」
「規則正しい生活が必要だからね。パソコンを触るのはその時間のみ。」
「ちなみに時間って。」
「そうだね。16時から19時までかな。19時から夕飯の時刻だからそれまでに終わらせること。」
「・・・はい。分かりました。」
パソコンを触れるのは3時間か…。
結構短いけど、丁度この時間は佐久間夏輝がくる時間。