ファーストソング
2
近づくにつれて確信する。
やっぱりそうだ…!
この歌い方、歌声、俺の大好きなネットシンガーの『フユ』だ!!
自分の耳がいい事をこんなに褒めたたえられる日はない!
思いっきり病室の扉を開ける。
━ドンッ。と凄い音がなったのは気にならなかった。
だって目の前に俺の憧れの『フユ』さんがいる。それだけでいっぱいいっぱいだった。
こちらを振り向く彼女を見る。
ボブくらいのショートの髪。
あまり外には出ないのだろう、色白の肌が夕日に照らされて赤く染まっていた。
可愛らしい顔立ちも、その儚さも全て彼女の魅力だ。
この人が『フユ』そう思うと、鼓動が高まる。
でもまずは確認しないとっ!
そう思い「アンタ、まさか『フユ』ッスか!!?」と彼女に聞く。
思ったより大きい声になったのは、緊張からなのか、興奮からなのか分からない。
「な、なんで?」
驚愕しながら話してくる彼女を見て、やっぱりこの人が『フユ』だ!!
そう思ったら興奮と欲望が抑えきれなくなった。
今ならこの人にお願い出来る。
俺の夢を実現出来る。
「あ、あの!!『フユ』さん!俺の為に曲を書いてください!!!」
そう思ったらつい願望が口からでていた。
やっぱりそうだ…!
この歌い方、歌声、俺の大好きなネットシンガーの『フユ』だ!!
自分の耳がいい事をこんなに褒めたたえられる日はない!
思いっきり病室の扉を開ける。
━ドンッ。と凄い音がなったのは気にならなかった。
だって目の前に俺の憧れの『フユ』さんがいる。それだけでいっぱいいっぱいだった。
こちらを振り向く彼女を見る。
ボブくらいのショートの髪。
あまり外には出ないのだろう、色白の肌が夕日に照らされて赤く染まっていた。
可愛らしい顔立ちも、その儚さも全て彼女の魅力だ。
この人が『フユ』そう思うと、鼓動が高まる。
でもまずは確認しないとっ!
そう思い「アンタ、まさか『フユ』ッスか!!?」と彼女に聞く。
思ったより大きい声になったのは、緊張からなのか、興奮からなのか分からない。
「な、なんで?」
驚愕しながら話してくる彼女を見て、やっぱりこの人が『フユ』だ!!
そう思ったら興奮と欲望が抑えきれなくなった。
今ならこの人にお願い出来る。
俺の夢を実現出来る。
「あ、あの!!『フユ』さん!俺の為に曲を書いてください!!!」
そう思ったらつい願望が口からでていた。