ファーストソング
12
歌詞か~。
確かにすっごい書きたいけど、千冬ちゃんにも書いて欲しい!!
でもそれって俺のわがままだよな…。
「歌詞の作り方とかはネットで調べたらすぐわかるけど、ガセ情報もあるからこれ」
千冬ちゃんが病室の棚を開け、中から一冊の本を取り出した。
そこには『始めてでも分かる!歌詞の書き方!』と書いてあった。
「『初めてでも分かる!歌詞の書き方!』 何? この本!」
「私が初めて曲作ったときに参考にした本。 結構分かりやすいからオススメだよ」
「へ~。 面白そう!!」
「貸すから時間があったら読んでみてよ。 歌詞作りのヒントになると思うし、ノウハウものってるから私が教えなくてもすむしね」
「いつもありがとうな!」
「ううん」
二人で『初めてでもわかる!歌詞の書き方!』を読みながら話し合っていると扉が開く音が聞こえる。
二人揃って扉の方を向くとお馴染みの看護師さんがいた。
確かにすっごい書きたいけど、千冬ちゃんにも書いて欲しい!!
でもそれって俺のわがままだよな…。
「歌詞の作り方とかはネットで調べたらすぐわかるけど、ガセ情報もあるからこれ」
千冬ちゃんが病室の棚を開け、中から一冊の本を取り出した。
そこには『始めてでも分かる!歌詞の書き方!』と書いてあった。
「『初めてでも分かる!歌詞の書き方!』 何? この本!」
「私が初めて曲作ったときに参考にした本。 結構分かりやすいからオススメだよ」
「へ~。 面白そう!!」
「貸すから時間があったら読んでみてよ。 歌詞作りのヒントになると思うし、ノウハウものってるから私が教えなくてもすむしね」
「いつもありがとうな!」
「ううん」
二人で『初めてでもわかる!歌詞の書き方!』を読みながら話し合っていると扉が開く音が聞こえる。
二人揃って扉の方を向くとお馴染みの看護師さんがいた。