キラキラ星
事務所にも大きなレッスンスタジオがある。
雑誌モデル以外にも、ファッションショーに
出るモデルさんのウォーキングなどを練習するらしい。
その隅にさっきのスタジオにあった撮影用の傘のような物とカメラがあった。
「じゃあ、坂田くんモデルとして撮影される時の感じを掴む為に試してみるよ。」
「はい。」
「モデルは化粧をしてから撮影に入るけど、
その都度テーマがあって、カメラマンの指示通り目線とかポーズを取らないといけないんだ。」
「ポーズ? こういうのですか?」
「ハハハ! 光くん面白いね〜!エルトラマンじゃあないから!
この椅子に座って、例えば…本を読んでるポーズとか…
小道具の本を持ってみて」
「こうですか?」
「もっと、格好つけてみてごらん」
「例えば、こうとか?」
足を組んで雑誌を読む格好をしてみる
「そうそう! 光くん、モデルの時は本当の自分じゃ無くてもいいんだ。」
「演じる?って事ですか?」
「うん。まぁそういう事だ。」
光はやってけるか不安もあったが、バイト代が出たら美月の誕生日には大きなケーキとピザを買って、キラキラ戦士のTシャツを買ってあげたいと思っていた。
雑誌モデル以外にも、ファッションショーに
出るモデルさんのウォーキングなどを練習するらしい。
その隅にさっきのスタジオにあった撮影用の傘のような物とカメラがあった。
「じゃあ、坂田くんモデルとして撮影される時の感じを掴む為に試してみるよ。」
「はい。」
「モデルは化粧をしてから撮影に入るけど、
その都度テーマがあって、カメラマンの指示通り目線とかポーズを取らないといけないんだ。」
「ポーズ? こういうのですか?」
「ハハハ! 光くん面白いね〜!エルトラマンじゃあないから!
この椅子に座って、例えば…本を読んでるポーズとか…
小道具の本を持ってみて」
「こうですか?」
「もっと、格好つけてみてごらん」
「例えば、こうとか?」
足を組んで雑誌を読む格好をしてみる
「そうそう! 光くん、モデルの時は本当の自分じゃ無くてもいいんだ。」
「演じる?って事ですか?」
「うん。まぁそういう事だ。」
光はやってけるか不安もあったが、バイト代が出たら美月の誕生日には大きなケーキとピザを買って、キラキラ戦士のTシャツを買ってあげたいと思っていた。