キラキラ星
美香が玄関を開けて

「ただいま! 美月ちゃんと光を連れて来たよ」

すると、玄関に美香の両親が出てきた。

お父さんとお母さんはサンタの帽子をかぶっていた。

「メリークリスマス!! 美月ちゃん、坂田くん待ってたよ、さあ上がって!」

「今日は妹と2人お世話になります。」

「こんにちは、私は坂田 美月です。」

「こんにちは、美香の父親と母親です。」

「さあ、美月ちゃんも光も上がってよ」

「はい。おじゃまします。」

美月と光はリビングへ案内された。

美香のお母さんが、美月のコートを預かってくれお父さんは、美月にサンタの帽子を渡してくれた。

「さあ、美月ちゃんもどうぞ!」

「ハイ。」美月はサンタの帽子を被った。

お父さんは、剛くんとオレにはトナカイのツノがついた被り物を渡してきた。

「父さん!毎年こんなの被らないって言ってるだろ!
ねぇ、光くん。 え〜被ってるし!」

光は、こんな風にハメを外しても良い日があってもいいかなぁと思い、被っていた。


「わぁ、お兄ちゃん。面白い〜」

「まさか、光が被るなんて!」

「たまには、ハメを外しても良いかなぁって…」

「そうそう!そのくらいの遊び心がないとデザイナーなんかなれないからな〜。な、母さん」


「そうよ〜、オンとオフが大切よ〜」

「こんな両親、ちょっと恥ずかしいわ〜オレ」

と言い、剛くんだけは被り物がなし。
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