キラキラ星
「あのさ、付き合うって言っても今とあまり変わらないかもしれないけど、大切にするから…」

「うん。光の事はわかってるよ。
但し!浮気は絶対に許さないからね!」

「そんなのしないよ。美香もだぞ!」

「私だって、そんなのしないよ?」

「よし、じゃあ怪しく思われるような行動はしないようにお互い気をつけよう。」

「うんうん。例えば…異性の子と2人で出かけないとか、予定も報告するとか?」

「まぁ、あまり束縛し合うのもどうかと思うけどみんなでカラオケに行くとかは教えて欲しいかな」

「うん。多分 私は、その日のスケジュールを光にメールで報告するようになると思うけど、ウザがらずに返事してよね。」

「うん。わかった。逆に俺は毎日の報告は…
う〜ん、面倒くさいからしないかも…
ま、何でも聞いてくれたら答えるからさ」

「うん。わかった。」

パフェをあっという間に食べ、紅茶を飲んでる美香。

「じゃあ行くぞ!」

「え?どこへ?」

「美香んちに、報告しなきゃ」

「ウチ? お父さんとお母さんに報告?」

「うん。もちろん。」

喫茶店で支払いをし、美香の家に向かう光。

もちろん美香と手を繋いで歩く。

こうして、光と美香は付き合い始めた。
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