キラキラ星
「うん。いきなり親父が会社辞めてさ…爺ちゃんが農家してるんだけど、農家を継ぐとか言い出して…家族みんなで爺ちゃんと婆ちゃんと一緒に暮らす事に…
俺は行きたくないんだよ。
進学もコッチの大学を考えてたし、コッチに残りたいって言ったんだけど今の家も売るらしくてさ〜。」
「お父さんが会社辞めるって、よっぽどだろ?」
「うん。爺ちゃんの話だと婆ちゃんが最近痴呆になってきたみたいで夜中に外を歩き回ったり、田んぼや畑に行っても作物を抜き始めたりして爺ちゃん1人だと手に負えないらしいんだ。」
「そうなのか…」
「うん…。イヤだと思ってても家族と行かなきゃダメだろうし。」
「……でもさ、コッチの大学受験するんだろ?」
「絶対にそうするつもり。」
「うん。それなら…コッチに残った方が良いと思うけどなぁ…」
「まぁ、もう少し話合ってみるけどさ」
「ミツル。頑張れよ。」
「ありがとうな。じゃあ着替えるか!」
「ああ。」
ミツルも、ミツルの家族も大変だなぁと思った。
俺は行きたくないんだよ。
進学もコッチの大学を考えてたし、コッチに残りたいって言ったんだけど今の家も売るらしくてさ〜。」
「お父さんが会社辞めるって、よっぽどだろ?」
「うん。爺ちゃんの話だと婆ちゃんが最近痴呆になってきたみたいで夜中に外を歩き回ったり、田んぼや畑に行っても作物を抜き始めたりして爺ちゃん1人だと手に負えないらしいんだ。」
「そうなのか…」
「うん…。イヤだと思ってても家族と行かなきゃダメだろうし。」
「……でもさ、コッチの大学受験するんだろ?」
「絶対にそうするつもり。」
「うん。それなら…コッチに残った方が良いと思うけどなぁ…」
「まぁ、もう少し話合ってみるけどさ」
「ミツル。頑張れよ。」
「ありがとうな。じゃあ着替えるか!」
「ああ。」
ミツルも、ミツルの家族も大変だなぁと思った。