キラキラ星
「ここね。良く来るお寿司屋さんね〜美味いよ」

及川専務は、社長より先に店の暖簾をくぐり

店内へ、

「大将!今日は3人だよ〜」

「いらっしゃいませ!奥へどうぞ。」

「大将!いつものね〜」

俺はお辞儀をして社長に付いていく。

「坂田くんビックリしただろう? 及川は高校の頃からあ〜だから気にしないでね。」

「ハイ…」

「アイツは特攻だったから前なんだよね〜」

「??特攻?…」

「ハハハ。蓮から聞いてない?
俺と及川は高校時代暴走族でやんちゃしてたんだよね〜」

「え〜!! 聞いてませんよ〜!!」

「オイ、慶一郎。早く来いよな」

「悪りぃ」

「………」

「坂田は何で固まってんだ?」

「俺らの族だった話をしたから〜」

「蓮から聞いて無かったのか〜。
慶一郎は、総長で俺が副総長で特攻だったんだわ」

「まぁ、龍一は赤信号でも突っ込んで行って一般車を止めてさ〜俺らがブンブンそのあとを暴走する訳よ〜 な!」

「ああ、後ろからパトカーがきてな〜
みんな途中でバラバラになってさ〜パトカーを巻いたりしたな〜」
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