キラキラ星
「厚子は、気疲れしてぐったりだけど、みーちゃんは楽しかったみたいね。
良い思い出になるねぇきっと……」

「うん……楽しかったみたいで良かったよ」


トントントントンと2階から2人が降りてきてやっとみんなで夕飯を食べ始めた。

「お兄ちゃん、美月が載る雑誌わかる?
美月も見たいから、買ってきてね」

「ああ、みんな1冊ずつ買うつもりだよ」

「私も雑誌に載ったらモデルさんみたいだね。」

「お母さんは、もうああいう所は疲れちゃうから嫌だな。」

「母さんはヤケに疲れてるけど、どうしたの?」

「子供のモデルさんのママ達が強烈な人が多くて疲れたのよ」

「なるほど〜」

「遠藤さんに直接、ウチの子と手を繋いで欲しいとリクエストしたり…私にはちょっと怖い世界だわ〜ハァ…」

婆ちゃんはクスクス笑ってる。

「みーちゃん、食べたら婆ちゃんとお風呂入ろう。
もっと婆ちゃんはみーちゃんのスタジオの話しを聞きたいなあー」

「うん。」

美月は急に牛丼をパクパク食べ始めた。

みんなで食べ終えて婆ちゃんと美月は風呂へ向かった。
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