君とはただの幼なじみだった。
「あと、別れたあとも、普通に話したいのになんか気まずいとか言ってた笑幼なじみの関係に戻れたらなーって笑」

美桜は励ますような顔をしながら、智也に毒をはいた。

智也もずっと夏帆と普通に話せる関係に戻りたいと思っていたので、それを聞いてさらにショックを受けた。

「いいねーやっぱ恋愛話は!笑」

美桜は満足気に言った。

「美桜は過去に付き合っていた人いなかったんだよな笑」

「いないいない笑私ずっとフリーだった笑」

智也は今でも不思議に思っていた。

顔は可愛いし、性格も明るいのになんで彼氏できたことないのか。

「告られたことはあるんだろ?」

「そりゃあるさ笑」

またも美桜は自慢げに答えた。

「なんで付き合わなかったの?笑」

智也は聞いた。

「他に好きな人がいたんだって笑そんときは笑」

美桜は答えた。
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