君とはただの幼なじみだった。
気がついたら、朝の8時半だった。
美桜はいなかった。
机の上にはおつまみのゴミと空き缶が散らかったまま。
夢ではなかったらしい。
ベッドから起き上がり、おつまみを片付けよう机の上を見ると、置き手紙が置いてあった。
智也へ
もう会うことはないだろうけど、次に会った時には、また幼なじみとして会えたらいいね。
今日は何もなかったよ。私は何も覚えないから。
新しい恋頑張ってね。私もがんばるから。
これで間違ってないはずなのに、なぜか胸が苦しくなった。
なるほどな、美桜はこの気持ちをずっと高校卒業してから味わってたのか。
新しい恋、無理かもな。
もう忘れることなんてできないよ、
智也は置き手紙をビリビリに破ってゴミ箱に捨てた。
ゴミ箱からは
元幼なじみの美桜より
と書かれた文字だけが見えていた。
美桜はいなかった。
机の上にはおつまみのゴミと空き缶が散らかったまま。
夢ではなかったらしい。
ベッドから起き上がり、おつまみを片付けよう机の上を見ると、置き手紙が置いてあった。
智也へ
もう会うことはないだろうけど、次に会った時には、また幼なじみとして会えたらいいね。
今日は何もなかったよ。私は何も覚えないから。
新しい恋頑張ってね。私もがんばるから。
これで間違ってないはずなのに、なぜか胸が苦しくなった。
なるほどな、美桜はこの気持ちをずっと高校卒業してから味わってたのか。
新しい恋、無理かもな。
もう忘れることなんてできないよ、
智也は置き手紙をビリビリに破ってゴミ箱に捨てた。
ゴミ箱からは
元幼なじみの美桜より
と書かれた文字だけが見えていた。