裏切りのレッテルを貼られた少女

『お待たせっ瑞稀くん待った、?』



瑞稀「いや、俺も今準備できたところだよ」



『そっ、か。良かった、!』



瑞稀「じゃぁ、行こうか」



『うん!』



瑞稀「バイクで行くつもりだったんだけど怖い?怖かったら車用意させるんだけど」



『ううん、バイクでいいよ。あたしバイク大好きだからっニコッ』



瑞稀「…///そうか、」



『?うん』




ヒョイっ




瑞稀「バイク、乗りなれてるのか?」



『えっとー、うん。おに…じゃなくて従兄弟がよくバイクに乗せてくれたんだ』



瑞稀「ホッそうか。じゃ、行くぞ」



『うんっ!』




瑞稀くんは何も言わずにゆっくり走ってくれる



瑞稀くんのそういう所、カッコイイと思う、



そんな瑞稀くんと居るとドキドキする



胸の奥っていうかキュッと閉まるような…



よくわかんない。けど痛みみたいな苦しさじゃない



嬉しいような苦しみ。




瑞稀「ついた」



『結構早く着くんだね』



瑞稀「まぁ、そんなに遠くないしな」



『ゆっくり走ってくれてありがとう』



瑞稀「っべ、別に…」



『えへへっ』



瑞稀「い、行くぞ」



『うん!』
< 51 / 115 >

この作品をシェア

pagetop