イケメン幼なじみは私に興味ない

「私。小学校で龍くんに告ったんだよ。

そしたら龍くん、ぼく、ももと結婚するから

ムリ。ごめんね。って言われた。

だからね。ももさんと龍くんを突き放した

んだー。すごいでしょ。 …それだけ。」

悠里さんはそれだけ言って後ろを向いた。

「待って!どうして突き放すの。どうやっ

て突き放したの!何でぇ。」

涙が止まらない。
< 15 / 40 >

この作品をシェア

pagetop