無自覚な恋人。〜俺しか見ないで、センパイ〜
私は……その……胸とおしりのラインがコンプレックスだから、普段はこういったシルエットのわかる服を着ない。
「静香ちゃ〜ん」
「わっ……お、お母さん……!」
びっくりした……!
突然部屋に入ってきたお母さんは、私を見てにっこりと微笑んだ。
「まあ、可愛いワンピース! 似合ってるわ〜」
「で、でも、もう少し体のラインが隠れる服が良くて……」
「そうなの? なら、いいお洋服があるわよ!」
お母さんはそう言って一度部屋を出た後、可愛らしい花柄のワンピースを持ってきてくれた。
「わ……か、かわいいっ……」
「静香ちゃんに似合うと思って買っておいたの〜」
早速着させてもらうと、サイズもちょうど良くて、体のラインも見えない。