妊娠前提マリアージュ~強面の海運王の身ごもり妻、赤ちゃんの誕生日が二人の離婚予定日~
氷室の言葉に返す言葉が無かった。
父の為とは言え、彼女の妊娠を強要するのは夫であっても許されるコトではないと自覚していた。
でも、彼女の好意を寄せるタイプは俺じゃない。
正史のような優男だ。
肌が重ねられても心が重なり合うコトは無理だろうな…
こんなにも俺は彼女に恋焦がれているのに、俺の片思いとは・・・
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