切恋はひとつ屋根の下
〜戸惑い〜
「え!?駿太が下に住んでた!?」
仕事の休憩に入り、
私は月希さんが作ってくれたお弁当を広げながら引越し先の状況説明をしていた。
「あ、今日キムチチャーハンだ。やった。」
「いや、キムチチャーハンだっじゃないよ。顔合わせたんでしょ?」
「そりゃ、合わせましたよ?でもあっちは何も無かったかのように挨拶して。」
キムチチャーハンを口の中にいっぱいいれる。
月希さんのキムチチャーハン、めっちゃ美味しいんだよね。
「駿太、あれがあって連絡とることなくなったからどこに住んでるのかさっぱりわからなかったけど、まさか七瀬の引越し先にいたなんて...大丈夫なの?」
「大丈夫じゃないですか?お互い恋人同士で住んでるんだし。」
「え、あいつ彼女と住んでるの?てか彼女いたの?ありえないんだけど。」
実の姉にボロくそ言われる弟。
月希さん、気にくわなかったらとことん言うからな。
「恋人同士で住んでるかもしれないけど、間違えても駿太に変な気起こしちゃダメだよ?あんなクソに2回も傷つけられるとかあたし許さないからね。」
「ありがとうございます。でもほんとに大丈夫ですよ?私は朝陽一筋ですから」
ならいいけど、と月希さんは最後の一口、キムチチャーハンを頬張った。
「え!?駿太が下に住んでた!?」
仕事の休憩に入り、
私は月希さんが作ってくれたお弁当を広げながら引越し先の状況説明をしていた。
「あ、今日キムチチャーハンだ。やった。」
「いや、キムチチャーハンだっじゃないよ。顔合わせたんでしょ?」
「そりゃ、合わせましたよ?でもあっちは何も無かったかのように挨拶して。」
キムチチャーハンを口の中にいっぱいいれる。
月希さんのキムチチャーハン、めっちゃ美味しいんだよね。
「駿太、あれがあって連絡とることなくなったからどこに住んでるのかさっぱりわからなかったけど、まさか七瀬の引越し先にいたなんて...大丈夫なの?」
「大丈夫じゃないですか?お互い恋人同士で住んでるんだし。」
「え、あいつ彼女と住んでるの?てか彼女いたの?ありえないんだけど。」
実の姉にボロくそ言われる弟。
月希さん、気にくわなかったらとことん言うからな。
「恋人同士で住んでるかもしれないけど、間違えても駿太に変な気起こしちゃダメだよ?あんなクソに2回も傷つけられるとかあたし許さないからね。」
「ありがとうございます。でもほんとに大丈夫ですよ?私は朝陽一筋ですから」
ならいいけど、と月希さんは最後の一口、キムチチャーハンを頬張った。